こんにちはしょうまるです。コロナ禍でステイホームの日々が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?
昨今アクアリウムがとても流行しており、色んな熱帯魚を水槽で飼育している方も多いと思われます。
そこでどのように水槽をどのような手順で掃除すれば良いのか分からない方のために手順や掃除方法をまとめました。
魚が暮らしやすい水作りをしよう!
水槽を換水or掃除するタイミング
使用している濾過フィルターの種類や水槽環境によってタイミングは様々ですが、基本的に1週間に1回程度換水しましょう。
また水槽を見て少し濁ってきていたり、底に魚のフンが溜まっていることを確認できたら水換えの合図です。その他に水質検査などを行い、換水のタイミングを確認する方法もあります。
おすすめ水質検査薬
飼育水は全て入れ替えてはいけない!
水を丸々変えてしまうとバクテリアが死滅して魚が弱ってしまうよ!
換水の際に魚を水槽から移して全て水を入れ替える方法ををされている方は、今すぐにやめましょう。それには理由があり、水を入れ換え過ぎてしまうと水質が急変してしまい魚などの生体たちに大きなダメージを与えてしまうことがあります。
また飼育水には水質をきれいにする役割をもつバクテリアが繁殖しています。
すべての飼育水を入れ換えてしまうと、汚れだけだといいのですが、バクテリアも同時に排出してしまうため、白濁りや水質悪化を引き起こす原因になってしまいます。
魚は水槽に残して換水する
水換えの際に魚を移動させなくても大丈夫です。水換えの際、水が濁る場合があり魚にとってストレスだと思う方もいるかと思いますが、網を使って追いかけて移す方が魚にとってストレスだと思われるので移動させずに水換えを行いましょう。
水槽を掃除する手順
この手順で水槽掃除をしよう!
- 水槽掃除の準備
- 水槽内のコケや汚れの掃除
- 水換え
- 新しい水を入れる
- レイアウト位置調整
- 最終確認
【手順1】水槽掃除の準備
まず水槽掃除用具を準備しましょう。水槽の掃除をしている際に、水や汚れが飛び散ってしまい、水槽台や床が汚れてしまいます。水槽の周りや床にタオルを敷いてから掃除を行うと汚れ防止になります。
水槽掃除に必要な道具
- メラミンスポンジ
- コケ掃除用グッズ
- ホース
- ホース・配管用のブラシ
- 水を注ぎやすい容器
水槽はコケが生えやすいため、水槽を傷つけずにコケや汚れを落せるメラミンスポンジなどの掃除道具を使用するとやりやすいです。
しかし、アクリル水槽の場合メラミンスポンジで掃除する場合力を入れすぎると傷が付いてしまう場合があるため注意が必要です。
【手順2】水槽内のコケや汚れの掃除
まず初めにコケや汚れ掃除作業を行います。レイアウトを変更する際は予め作業を行う前に水槽外へ出しておきましょう。
コケや汚れの掃除をする際は必ずろ過器の電源を切りましょう。ろ過器の電源を入れたまま掃除をしてしまうと、コケや汚れがろ過器が吸ってしまいろ材やフィルターを汚してしまいます。
ですので掃除を行う前に必ず濾過器の電源を切るようにしましょう。
しかし、外部フィルターなどを使用してる場合電源オンオフの動作で、水槽にフィルターの蓄積された汚れやフンが流れ込んでしまうことがあるので、電源を切らず作業を行いましょう。
メラミンスポンジでの掃除方法
水槽掃除グッズにおすすめが100均などでお手軽に購入出来るメラミンスポンジです。きめが細かく柔らかい素材のため、水槽壁面や水槽の角やパイプや水槽用ヒーターのコードやエアレーションのチューブなど、水槽の隅まで効率的に掃除できます。
アクリル水槽でメラミンスポンジを使用することはおすすめしません。アクリル水槽でメラミンスポンジで清掃していると傷がついたというケースが多々見受けられますので控えましょう。
【手順3】水換え
まずポンプ(プロホースなどの製品)とバケツを使用して水を抜いていきます。
水槽の水を抜く際全ての水を抜くのではなく、水槽の約3分の1より気持ち多めでストップしましょう。
ちなみに底面の砂利やサンドが汚れているようであれば下記の商品、プロホースを購入して使用してみましょう。この商品は水換えと同時に底砂のフンやゴミの吸い取りができ、効率がよく特化しています。水換えする際にとても重宝する商品となっています。
【手順4】新しい水を入れる
必ずカルキ抜きをしてから注水しましょう。
基本新しい水を入れる際はバケツから直接水を注ぎますが、勢いが強すぎると底砂が舞ってしまい水が汚れてしまう場合があるので小型のカップなどを利用して調節しながら注ぐと底砂が舞いにくいのでおすすめです。
大型水槽で水量が多いときは、電動ポンプを利用すると何度も注がなくても勝手に水が入るので非常に楽です。またカルキ抜き無しで新水を作れる浄水器などを使用してホースシャワーで注水するのも良いでしょう。
アクアリストなら欲しいこの商品!
水換えが劇的に楽になる!
【手順5】レイアウト位置調整
水槽をベアタンクにしている方は必要ありませんが、レイアウトしている方は水槽内を整えましょう。
レイアウト石などを取り出している場合は、水槽内に戻しましょう。
水草が浮いてしまった場合は、ピンセットでしっかりと植え付け直しましょう。
【手順6】最終確認
コケ掃除や新水を入れ終わったらいよいよ最終確認です。しっかりとフィルターが動くか水槽にひび割れはないかなど一つ一つ確認しましょう。
確認事項
- 魚は以前と変わりないか
- 水槽にヒビや割れがないか
- 漏電していないか
- ヒーターの設定温度になっているか
- 電気周りが濡れていないか
- 全ての設備の電源をONにしたか
このようなことが出来ていれば完了です
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の記事はアクアリウム始めたての初心者の方や水換えの方法を知りたい方に向けてまとめてみました。しっかりとした水換え方法で魚たちが綺麗に健やかに育つ水作りをしましょう。
次の記事は濾過フィルターの掃除の方法について手順などをまとめます。是非ご覧ください。
コメント